オークス

◎④シーザリオ
○⑤エアメサイア
▲⑨ディアデラノビア
△⑥アドマイヤメガミ
△⑭ジョウノビクトリア
△⑦レースパイロット


【全馬考察】

…①エリモファイナル→2000mの新馬戦でクビ差2着し、血統的にも距離延長は望むところだが、如何せん重賞で結果が出ていないのが気掛かり。大井の内田博幸騎手の手腕に期待か。
…②ブリトン忘れな草賞は展開に恩恵があったし、前走は不利があったにせよ相手関係を考えると少々物足りない内容。一線級相手では厳しいか。
…③コスモマーベラス→着実に差してきてるここ2走の内容は評価も、重賞では⑩⑧着と歯が立たずじまい。GⅠでは底力に欠けそう。
シーザリオ→距離どうかと思われた桜花賞が猛然と迫りアタマ差2着。折合い、距離面に何ら不安はないし、欠点が見当たらない。素直にここは信頼して相手探しに専念すべき。
エアメサイア桜花賞は4着に終わったが、終始外を回る形でロスがあったことを思えば悪くない内容。当初から距離が伸びればという期待があった馬。前進あっても後退はない。
アドマイヤメガミ桜花賞は先行して掛かった分持ち味が完全に殺がれてしまったが、チューリップ賞の末脚は強烈に印象に残るもの。一発があればこういうタイプ。
レースパイロット→一戦毎に力を付け、着実に成長。1800m〜2000mで3戦2勝2着1回と距離適性には自信を持っている。素質は五分以上。勝ち負けに持ち込んでも不思議はない。
…⑧アスピリンスノー→府中の2000mで結果を出せたことは大きいが、胴詰まりの体型であと2ハロンは歓迎しないと陣営の声。静観視が妥当か。
ディアデラノビア→4走前はエアメサイアを全く寄せつけず、フローラSでは鬼のような33秒8の末脚を披露。脆さも同居してることは確かだが、嵌まれば相当怖い存在。
…⑩ライラプスクイーンCを含め府中は2戦2勝。距離適性も高そうだが、過去10年連対例のないスイートピーS組というのはやはり気になるところ。ひと雨降れば魅力も増すが。
…⑪エイシンテンダー→負けたと言っても6着ならそう悪くはない桜花賞の着順。ただスピードタイプで桜花賞向きのイメージがあっただけに、距離延長で果たしてどうか。
…⑫ピューマカフェ→未勝利脱出直後に挑んだスイートピーSが13着の惨敗。どちらかと言うと単調なタイプで、そうそう奥があるとは思いづらく...。
…⑬ランタナ→ダートで2勝も芝では⑦⑧(新馬・未勝利)⑫(フラワーC)着。いくら穴党でもこれでは狙えまい。
ジョウノビクトリア→実績面での見劣りはあるが、1800mの2戦目を勝ちあがり、力のいる馬場となったクイーンCで2着。桜花賞も時計一つ負けてないし、距離延長で巻返しの目。
…⑮ヤマニンアリエル→初勝利後、500万〜OPで④⑦⑦③着。中1週続きのローテーションで馬体も減り続けている。
…⑯ビッグフラワー→距離を1800mに伸ばして2連勝。勢いは認めるが、過去10年OP経験のない馬の連対は皆無だし、レース内容も平凡な感。
…⑰ショウナンパントル→2歳女王も今期は⑫⑬着。それぞれしっかりした敗因があるにせよ、余りにも負け過ぎの感が。前2走二桁着順から巻返した例は過去10年ない。
…⑱ジェダイト→関連性の深い忘れな草賞の勝ち馬だが、それ以前のレースを振り返るとどうもワンパンチ足りない印象。好位を自力で押し切るほどこの距離は甘くないだろう。

  • 結論 【馬単】④→⑤⑨⑥⑭⑦