北九州記念(GⅢ)

◎①メイショウカイドウ
○③チアズメッセージ
△④ヴィータローザ
△⑤サイドワインダー
×⑫ツルマルヨカニセ

【全馬考察】

メイショウカイドウ→小倉のコース適性【6・1・1・3】は有名だが、実は武豊騎手との相性も抜群【3・3・0・1】(4歳以降)。展開に乗じて好位付けも可能で、“小倉3冠”絶好の好機に。
…②スパルタクス→この馬も小倉は連対率100%【2・2・0・0】を誇るように相性は◎だが、昨秋以降準OPで結果を出せないでいる。ハンデならともかく別定ではちと厳しいか。
チアズメッセージ→ここ2走はハンデに泣かされただけで、牡馬相手に連続連対したダCTと豪州Tの内容が光る。1600ベストの声も昨年2000mの重賞で2度連対しており割引きは不要。
ヴィータローザ→GⅠの宝塚記念では荷が重かったが、好メンバーの金鯱賞で2着しているように地力強化は確かなよう。スローペースの差しを得意としており、まさに今回はその流れか。
サイドワインダーマイルCSでも一番人気に支持されたくらいで実力的には断然の存在。小回りでその切れ味が活かしきれるかだが、意外と小倉は追込みが嵌まるコース。開幕週でも注。
…⑥トウカイオーザ→休み明け(7ヵ月ぶり)は走らない傾向があるし、昨年の5戦は入着がやっとというレース内容。ベストも2000m以上で、流れにも戸惑いそうだ。
…⑦エリモマキシム新潟大賞典(4着)では末脚がかなり目立っていたように重賞でも差のない勝負は可能だが、小倉は初めてで、完調にはあと一歩という印象も。狙いは次回か。
…⑧サンライズテースト→芝【0・0・0・4】も然ることながら1年5ヵ月ぶりというブランクが最大のネック。いかにも“ここを叩いてから”といった使い方で、順当に消し。
…⑨ゲイリーエクシード→長休明け2戦目。確かに上積みはあるだろうが、障害に行ったのも平地で頭打ちになったからで、再び平地に戻されたからといって変身は大いに疑問。
…⑩マルカラスカル→3歳で早くも14戦目。使いつつ逞しくなっているのは確かだが、勝ち星のない芝の格上挑戦というのはいかにも厳しい感。52キロでも食指は動かない。
…⑪ユウワンプラテクト→平地帰りとなった前走は大敗こそしてないものの、レース内容としては極めて平凡。年齢的に一変は望めないし、開幕週のスピード勝負では?
×ツルマルヨカニセ→OP昇級後③⑤④着。何れも0.3秒の圏内におり、あと一歩の競馬が続いているが、3着以下がない得意の小倉【4・2・1・0】ならあと一押しが効くかも。
…⑬アラタマインディ→かつての小倉記念の覇者も今はその面影さえ残っていない近況。前走は先行馬の流れなのに4角ではアラアラになってしまった。引き続き静観視。
…⑭ベストタイクーン→休養前は条件戦を3連勝し、目黒記念では0.3秒差の6着に粘った中距離の逃げ馬。単騎で行ける組合せだが、2年ぶりだけにやはり叩いてからでは?

‐結論 【馬連】①−③ 【3連複】①③−④⑤⑫