天皇賞(秋) 自信度 C
◎⑭スイープトウショウ
○⑩ハーツクライ
▲⑬ゼンノロブロイ
△⑯サンライズペガサス
△⑥タップダンスシチー
※過去10年の連対馬のデータを元に多方面からその傾向を探った。
1.過去1年間に重賞2勝以上またはGⅠ連対→20/20
連対馬全てに共通する項目だけにまさに必須条件。
◆この条件で消える馬は...
③リンカーン 重賞 1・0・1・3 GⅠ 0・0・0・3
⑧キングストレイル 重賞 1・1・0・0 GⅠ 0・0・0・0
⑮テレグノシス 重賞 0・1・2・4 GⅠ 0・0・1・3
⑱バランスオブゲーム 重賞 1・0・0・4 GⅠ 0・0・0・3
2.連対馬20頭のうち19頭にGⅠ連対実績があり、その19頭は下記のいずれかのパターンに該当していた。
Ⅰ.芝2000〜2500mのGⅠ連対
Ⅱ.芝1600mのGⅠ勝ち
Ⅲ.芝1600mのGⅠ2着+芝1800〜2500mのGⅡ2勝以上
なお、ただ一頭の例外オフサイドトラップ(98)は前2走で2000mの重賞を連勝。過去一年の成績も[2・3・1・0]と抜群の勢いを持続しての参戦であり、以下の条件を全て満たしていれば、たとえ上記のパターンに該当していなくても減点という形で消去組からは除外しておきたい。
Ⅳ.本年芝1800〜2500mの重賞を2勝以上かつ前走で1800〜2500mの重賞勝ち
Ⅴ.過去5走GⅠを除き全て3着以内
Ⅵ.芝2000のGⅠで7着以内の経験あり(オフサイドトラップは皐月賞⑦着)
◆この条件で消える馬は...
注:下記における重賞とは本年の芝1800〜2500mの距離に限定。また、[]内の○囲みの数字はGⅠ以外のレースでの成績。Ⅵは芝2000mのGⅠの最高着順を表している。
①ヘヴンリーロマンス GⅠ 0・0・0・2
(Ⅳ→重賞1勝 Ⅴ→[11⑩⑩②①] Ⅵ→なし)
②スズカマンボ GⅠ 1・0・0・4 (天皇賞・春①)
(Ⅳ→重賞0勝 Ⅴ→[① 6②③1] Ⅵ→皐月賞⑰)
④ハットトリック GⅠ 0・0・0・1
(Ⅳ→重賞0勝 Ⅴ→[①①⑨15⑨] Ⅵ→なし)
⑦ホオキパウェーブ GⅠ 0・1・0・2 (菊花賞②)
(Ⅳ→重賞1勝 Ⅴ→[② 2 16⑨①] Ⅵ→なし)
⑧キングストレイル GⅠ 0・0・0・0
(Ⅳ→重賞1勝 Ⅴ→[①②③②①] Ⅵ→なし)
⑨メイショウカイドウ GⅠ 0・0・0・0
(Ⅳ→重賞3勝+前走⑭ Ⅴ→[⑦⑦①①⑭] Ⅵ→なし)
⑪ストーミーカフェ GⅠ 0・1・0・0 (Ⅲ→朝日FS②、GⅡ0勝)
(Ⅳ→重賞1勝 Ⅴ→[①①2①⑧] Ⅵ→なし)
⑱バランスオブゲーム GⅠ 0・0・1・9
(Ⅳ→重賞1勝 Ⅴ→[9 8①7④] Ⅵ→皐月賞⑧)
◆この条件で減点を必要とする馬は...
減点1
⑯サンライズペガサス GⅠ 0・0・1・6
(Ⅳ→大阪杯①毎日王冠①(前走) Ⅴ→[②①14 5①] Ⅵ→天皇賞・秋③)
3.夏場の3開催(または後半2開催)を休養、その後秋一叩きして本番に臨んだ連対馬→14/20
なお、例外の6頭は下記のいずれかのパターンに該当していた。
Ⅰ.宝塚記念(5着以内)から直行
(03)シンボリクリスエス 宝塚記念⑤→天皇賞①
(03)ツルマルボーイ 宝塚記念②→天皇賞②
Ⅱ.夏のローカル開催の2000mの重賞を連勝し直行
(97)エアグルーヴ マーメイドS①→札幌記念①→天皇賞①
(98)オフサイドトラップ 七夕賞①→新潟記念①→天皇賞①
Ⅲ.夏場の3開催(または後半2開催)を休養、その後秋二戦して臨んだケース
(95)ジェニュイン 京王杯②→毎日王冠⑥→天皇賞②【皐月賞①】
(01)アグネスデジタル 日本TV盃①→南部杯①→天皇賞①【マイルCS①】
Ⅲのパターンの場合、2000mのGⅠ勝ち又は前走勝ち+1600〜2500mのGⅠ勝ちの実績があることを条件としたい。
4.前走で5着以内に入線→17/20。
例外は下記の3頭であり、その年の宝塚記念で3着以内又は前3走内に2000〜2500mのGⅠ連対の実績があった。また、2桁着順から巻き返した例はない。
(95)ジェニュイン ダービー②→京王杯②→毎日王冠⑥→天皇賞②
(99)スペシャルウィーク 宝塚記念②→京大賞典⑦→天皇賞①
(99)ステイゴールド 宝塚記念③→京大賞典⑥→天皇賞②
◆3及び4の条件で消える馬は...
②スズカマンボ 3→× 天皇賞からの直行は過去10年でも④着が最高
④ハットトリック 4→× 前走⑨着、前3走に2000〜2500mのGⅠ連対なし
⑨メイショウカイドウ 3→× どのパターンにも該当せず
4→× 前走⑭着(二桁着順)
⑪ストーミーカフェ 4→× 前走⑥着、前3走に2000〜2500mのGⅠ連対なし
⑫ダンスインザムード 3→× どのパターンにも該当せず
4→× 前走⑧着、前3走に2000〜2500mのGⅠ連対なし
⑰アドマイヤグルーヴ 3→× 宝塚記念⑧着(着外)から直行
4→× 前3走内に2000〜2500mのGⅠ連対なし
◆3及び4の条件で減点を必要とする馬は...
減点1
①ヘヴンリーロマンス・・・3のⅡの連勝の条件は満たしていないが、クイーンS②着(鼻差)→札幌記念①着とほぼ同等の成績を収めており、一定の評価はしておきたい。
⑬ゼンノロブロイ・・・3のⅠは宝塚記念直行組だが、2ヶ月半のブランクを経て本番というのは中でも一番近いパターン。しかも海外GⅠで(2000m)2着と好走しての出走であり能力に陰りは見られない。ただ海外遠征帰りということを踏まえて減点はしておきい。
減点2
⑤アサクサデンエン・・・安田記念から直行して最も良績だったのが99年のエアジハードの③着。ただ勝ち馬から首+3/4馬身の小差だったこともあり、全くチャンスが無いとも言えない。
⑥タップダンスシチー・・・宝塚記念は⑦着であり、3の条件は満たしていない。だが、4の前3走内に2000〜2500mのGⅠ連対の実績(有馬記念②)は満たしており、かつオープン昇級以降休み明けは①①②①と連対率100%。完調とは言えなくてもやって来るのがこの馬のパターン。
5.本年に宝塚記念5着以内に入線→11/20(中山開催を除く過去9年必ず宝塚記念組が連絡みを果たしている)
◆加点を必要とする馬は...
1着⑭スイープトウショウ
2着⑩ハーツクライ
3着⑬ゼンノロブロイ
4着③リンカーン
5着⑯サンライズペガサス
6.前走で1番人気→15/20
例外の5頭は前々走で1番人気か宝塚記念で3着以内に入線していた。
(95)サクラチトセオー 前走2人気、前々走1人気
(96)バブルガムフェロー 前走2人気、前々走1人気
(98)ステイゴールド 前走2人気、宝塚記念②着
(99)ステイゴールド 前走7人気、宝塚記念③着
(03)ツルマルボーイ 前走8人気、前々走1人気
7.前々走で1番人気又は宝塚記念で4着以内→15/20
例外の5頭は海外遠征していたダンスインザムードを除くとそのレースでGⅠ連対か重賞勝ちを収めていた。
(98)オフサイドトラップ 前々走2人気、七夕賞①着
(01)アグネスデジタル 前々走3人気、日本TV盃①着
(02)シンボリクリスエス 前々走3人気、ダービー②着
(03)シンボリクリスエス 前々走2人気、有馬記念①着
◆6及び7の条件で加点を必要とする馬は...
③リンカーン 前走1人気、前々走 宝塚記念④着
⑥タップダンスシチー 前走1人気、前々走1人気
⑨メイショウカイドウ 前走7人気、前々走1人気
⑪ストーミーカフェ 前走2人気、前々走1人気
⑬ゼンノロブロイ 前走2人気(海外)、前々走 宝塚記念③着
⑭スイープトウショウ 前走2人気、前々走 宝塚記念①着
⑮テレグノシス 前走6人気、前々走1人気
以上消去法で残った馬を順序付けすると、
◎⑭スイープトウショウ(+2)
−過去1年重賞2勝orGⅠ連対→GⅠ勝ち
−GⅠ連対歴→芝2000〜2500mのGⅠ勝ち
−ローテ+前走→秋1戦、前走⑥着も宝塚記念3着内で例外に該当
○宝塚記念→①着
○前2走人気→前走2人気、前々走 宝塚記念①着
○⑩ハーツクライ(+1)
−過去1年重賞2勝orGⅠ連対→GⅠ連対
−GⅠ連対歴→芝2000〜2500mのGⅠ連対
−ローテ+前走→宝塚記念5着内(②着)から直行
○宝塚記念→②着
−前2走人気→前走 宝塚記念3着内も、前々走8人気⑤着で該当せず
▲⑬ゼンノロブロイ(+1)
−過去1年重賞2勝orGⅠ連対→GⅠ勝ち
−GⅠ連対歴→芝2000〜2500mのGⅠ勝ち
×ローテ+前走→前走②着、海外遠征後のため減点1
○宝塚記念→③着
○前2走人気→前走2人気、前々走 宝塚記念③着
△⑯サンライズペガサス(±0)
−過去1年重賞2勝orGⅠ連対→重賞2勝
×GⅠ連対歴→連対なしもオフサイドトラップの例外に該当
−ローテ+前走→秋1戦、前走①着
○宝塚記念→⑤着
−前2走人気→前走9人気、宝塚記念3着内に該当せず
△⑥タップダンスシチー(-1)
−過去1年重賞2勝orGⅠ連対→GⅠ連対
−GⅠ連対歴→芝2000〜2500mのGⅠ勝ち
××ローテ+前走→宝塚記念着外(⑦着)から直行も、鉄砲実績重視
−宝塚記念→⑦着
○前2走人気→前走1人気、前々走1人気
上記のようになり、買い目としてはスイープとハーツから馬連の流しで勝負してみたいと思う。
【買い目】馬 連 ⑩−⑭、⑬−⑭、⑩−⑬、⑭−⑯、⑥−⑭、
⑩−⑯、⑥−⑩