マーキュリーカップ(交流ＧⅢ)

…①モエレトレジャー【低迷長らく続き】04年に浦和記念を圧勝した交流重賞ウィナーだが、それ以降は低迷を続け、今期は⑭⑦⑥⑧⑪着。常に勝ち馬に1秒以上離されている現状では？
△②スナークレイアース【高齢も盛岡巧者】11歳になるが、昨年は⑨に僅か鼻差の3着。当レースは[1･2･1･0]と抜群の相性を誇っている。典型的な叩き良化型で、今年も一発を秘める。
△③ビッグゴールド【再生しここなら】金沢に移籍し2連勝。何れもが圧勝で新境地を開拓した感。衰えての移籍ではなく、今年4月にはOP特別で0.4秒差④着がある。この相手なら好機。
▲④クーリンガー【重賞５勝一変注】今期は⑫⑥⑪着。ガラリ一変があるかだが、昨年はGⅢ2勝に、帝王賞⑤着。体調さえ戻れば勝ち負けは確実だろう。当レースの04年②着馬でもある。
…⑤ベルモントシーザー【南関東時Ａ３級】岩手移籍後①①③②⑥着とまずまずの成績を収めているが、南関東時A2では頑張って2着という存在で実質A3レベルだった。この相手では？
○⑥レマーズガール【昨年④と僅差歴】牝馬重賞(7勝)の常連。牡馬相手では昨年名古屋大賞典でクーリンガーの1/2馬身差②着があり、ここでもそれ程遜色はないはず。連闘も問題ない。
…⑦コアレスハンター【地元重賞入着迄】03年には南部杯、東京大賞典で②着の実績もあったが、現況は地元重賞で入着というのがやっとの印象。9歳馬でもあり一変は想定し難いところ。
…⑧レッドストーン【先手叶組合せも】今期5勝を挙げているが、二度ある二桁の敗戦は名古屋大賞典と東海Ｓ。まだ交流重賞にはメドは立っていない。すんなりハナでも厳しいだろう。
△⑨スターキングマン【ＧⅠ馬格負けぬ】昨年は当レース②着、ＪＣＤ③着。03年には東京大賞典を制したGⅠ馬だ。海外帰りと好凡走の差が激しいのは気掛りも、実力は一枚上の存在。
…⑩マンジュデンツルギ【前走⑦に完敗で】準オープンで頭打ちになり岩手に移籍。デビュー戦こそ勝利で飾ったが、前走のみちのく大賞典ではコアレスハンターに0.7秒差の完敗で。
…⑪シノブホマレ【力不足明らかで】シアンモア記念ではエアウィードと4馬身、みちのく大賞典では⑤⑦に先着を許している。これといった実績が何もなく、苦戦は免れないだろう。
◎⑫グラッブユアハート【牡混合重賞Ｖ馬】前走の敗戦は解せないが、それまで①①①④①着。中にはハードクリスタルを破った重賞Ｖも含まれている。⑥より1キロ軽い55キロも有利。
…⑬ビッグドン【入着レベルでは】今期は準オープンを勝ち、重賞のアンタレスSで⑤着。その後金沢に移籍し②①着と好調だが、前々走の勝ち馬を物差しにすると0.9秒差は負過ぎか。
…⑭エアウィード【昨年の勢いなく】昨年の④着馬。将来が期待されたが、交流重賞では⑦⑨着と歯が立たず、今期はまんさく賞、前走と人気を裏切っている。大きな肩入れはどうか。

☆買い目　馬 連　⑫−⑥④⑨③②、(④−⑥)