ダービーグランプリ(交流GⅠ)

【出馬表】


…①サイレントエクセル【牝同士無敵だが】前3走は何れも大差勝ち。岩手では牝馬に敵はいない。ただ前4・5走の成績から力はテンショウボスと五分の感。勢いでどこまでカバー可能か。
バンブーエール【JDD最先着馬】ジャパンダートダービー②着。先行してしぶといのがこの馬の最大の長所。過去5年JDD連対馬は4頭が出走し3連対。ここは素直に実績を評価したい。
…③ミツアキサンキュウ【⑦と5馬身の差】笠松で5勝の実績はあるが、JRAの条件戦で⑥⑩着。前2走はティアマットに5馬身以上の差を付けられて敗戦を喫している。余りに相手が強そう。
×マンオブパーサー【折合えば上位も】6戦し全3着内。ヒヤシンスSではフラムドパシオンの②着もあり潜在能力は十分。気性が若く折合いは課題だが、スムーズなら上位争いの一角に。
…⑤ブラックショコラ【堅実も相手強力】地元岩手では3着を外さぬ安定株だが、不来方賞の8馬身差はかなり離され過ぎの感。テンショウボスとも3馬身あった。距離も少し長めの印象。
シルクウィザード【目下勢い侮れぬ】一戦毎に着実に力を付けており、敗れた2・3走前しても不利や展開が厳しかっただけで内容は濃い。初の一線級相手も目下の勢いは何とも不気味。
…⑦ティアマット【距離遠征共に初】笠松で①③③①①着。成績は決して悪くないが、地元でしか走っておらず、1600mを超える距離も今回が初めて。未知の魅力と言えど限度がありそう。
…⑧ダンストーンアレス【条件戦で足踏み】近走⑦⑨⑥③④③⑤着。連に絡めないばかりか、B1やA2で取りこぼす辺りが現状を物語っている。不来方賞では⑤から8馬身の差があった。
…⑨サンダーオブハード【南関C1入着級】新馬こそ勝ち上がったが以降勝ち星がなく、地元南関東のC1戦でも⑥④着と力はあくまで入着級のレベル。ここは順当に消しで良さそう。
…⑩ヤマタケゴールデン【そう差はないが】芝の前走は度外視として、ジャパンダートダービー⑥着。過去5年4着以下からの巻返しはない。そう力差はないが、もうワンパンチ欲しい感も。
オウシュウクラウン【戴冠へ虎視眈々】南関東への遠征を機にメキメキ頭角を現し、ジャパンダートダービーで0.3秒差③着。その後の地元戦も圧勝し、地方馬初の栄冠へ可能性十分。
…⑫テンショウボス【⑪に頭上がらず】4月以降8戦し3着を外さぬように確実に差してくるタイプだが、主要のレースでは常にオウシュウクラウンに先着を許している。分は明らかに悪い。
ナイキアースワーク【前々走見直す手】ジャパンダートダービー④着。展開が向かなかったことを考えれば及第点の内容。週末の雨もどう作用するかだが、末脚比べなら態勢逆転まで。
…⑭タイセイスーパー【2桁着順多くて】初戦勝ち以降3着以内がなく、2桁着順が6回。遠征経験は豊富だが肝心の中身が伴っていない様子。ここでは明らかに力不足だろう。


【買い目】馬 連 ⑪−②⑥⑬④