秋華賞(G1)


キストゥヘヴン【夏越し馬体充実】過去桜花賞馬は7頭が参戦して②①④①①④②着。非常に心強いデータだし、牡馬相手の前走も及第点の内容。20㌔の馬体増は成長の証。
×ソリッドプラチナム【得意の京都替り】ローズSは小回りの中京で自慢の末脚が削がれてしまったが、49㌔とはいえ古馬相手に重賞を勝ったマーメイドSと同条件。嵌まれば怖い。
…③タッチザピーク【距離実績1400迄】新馬→OP特別と連勝。チューリップ賞でも人気を集めたが、⑨⑩⑪着と着順を一つずつ落としている現状。デキの良さは認めても一変は?。
×シェルズレイ【流れ乗ば強敵に】今一つ人気はないが、アドマイヤキッスとはチューリップ賞で首、ローズSでは半馬身差に留まっている。同型の出方次第も流れ乗れば上位十分。
フサイチパンドラ【能力は折紙つき】ローズSで前2頭から4馬身も離されては疑問だが、オークス2着は桜花賞14着からの巻返しだった。能力互角。要は気分良くいけるかどうか。
ブルーメンブラット【一発ならこの馬】牝馬同士といえ古馬混合1000万を圧勝した上昇度はピカイチ。オークスは故障馬の煽りを受けていて力負けではない。改めて能力を見直す手。
…⑦シークレットコード【良化も力関係鍵】新馬勝ち直後の阪神JFで2着に入り期待されたが、今期は⑩⑪着。一度叩いての臨戦で良化は窺えるが、2歳の実績を鵜呑みはどうか。
…⑧ホウショウルビー【入着迄の見立て】芝ダート兼用の外国産馬。休み明けのローズSが0.9秒差の6着ならまずまずの内容。ただ目立った実績がなく、これといった強調には欠ける。
×アドマイヤキッス【適距離末脚確か】春のクラシック②④着。ローズSを目の覚めるような末脚で快勝と適距離は2000mの感も。大崩れなくここも確実に優勝争いに加わってくる。
…⑩ヤマトマリオン【ここ2戦不満残】オークスTRのフローラSを勝ち、本番でも穴人気になったが結果13着。前走のローズSも12着と大敗している。肝心のデキももう一つの印象だ。
…⑪キープユアスマイル【Hペースの差馬】前走の紫苑Sで2着と芝の適性も十分だが、その前走が余りに展開がうまく嵌った感じ。再度ハイペースなら浮上の余地だが、相手は手強い。
カワカミプリンセス【久々感じぬ樫馬】49年ぶりの無敗の樫馬。勝ちタイムは例年になく速い時計でレベルの高さを窺わせる。ここ目標にビッシリ調教を重ね久々の不安は少ない。
…⑬サンドリオン【前走末脚強烈も】ダートを連勝して臨んだ紫苑Sで伏兵到来を思わせる豪快な勝利。確かに末脚は強烈だったが、一線級との対戦はなく、同じ手が通じるかどうか。
…⑭ブロンコーネ【G1では決手欠】僅か3戦で挑んだオークスTRのフローラSで2着。オープンでも十分やれる手応えを掴んだが、以後⑯⑬着。G1のこのメンツでは決め手不足だろう。
×ニシノフジムスメ【そう差はなくて】忘れな草賞で⑥に完勝。オークスでも道中スムーズさを欠きながら5着に食い込んだように地力は見劣りしない印象。頭は難しくても連なら。
×アサヒライジング【春G1共に僅差】米オークスで追込んで②着。決して一介の逃げ馬でないが、前に行ったほうが渋といタイプ。桜樫と何れも僅差だっただけにここも好機十分。
…⑰トシザサンサン【前走展開恵まれ】キャリア11戦はメンバー中トップタイ。ジワジワと力を付けているが、前走の1000万は完全に前残りの流れで課題評価は禁物。距離も未知数。
…⑱コイウタ【久々と距離課題】4勝は⑫と並び最多勝オークス競走中止という残念な結果に終わったが、桜花賞では⑨と鼻差3着と力の差はなさそう。問題は久々と距離の克服。


【買い目】馬 連 ⑥−⑤⑫①⑨⑯⑮②④、⑤−⑫①