菊花賞

…①トーホウアラン【ダービー以来で】デビューから2連勝。今回と同じ京都で重賞(京都新聞杯)勝ちと素質ではヒケを取らないが、ここはダービー以来の臨戦。やはり割引は必要。
…②ミストラルクルーズ【入着以上どうか】セントライト記念3着で出走権確保。堅実だが、重賞では他に青葉賞で6着と今一歩足りない印象。距離適性で掲示板あってもそれ以上は？
…③シルククルセイダー【実績ない芝替り】前走1000万下を3馬身差の圧勝と波に乗る一頭だが、それはあくまでダートでの話。芝はデビュー戦で15着と見せ場なく終わっていて…。
…④タガノマーシャル【前走好内容だが】休明け3戦目で1000万下を突破。内容も悪くないが、過去1000万下から連対した馬は何れも2400m以上を使っていた。血統的にもやや地味め。
▲⑤アドマイヤメイン【長丁場逃げ脅威】前走は4角でまともに挟まれており、度外視。2400mの青葉賞を楽に逃切り、ダービーでは僅か首差の2着。主導権握れば鞍上共々怖さ倍増。
…⑥ネヴァブション【スタミナ十分も】前走2500mの1000万下を勝ち上がってきたように妙味は十分。スタミナ比べなら或いはだが、春の成績からは一線級相手ではどうかの感強く。
…⑦マルカシェンク【急遽の路線変更】ダービー4着、古馬相手でメンバーの揃った毎日王冠で4着と潜在能力はかなりだが、元々天皇賞を目指していた馬。中1週と距離適性が焦点。
…⑧マンノレーシング【切れ味なく芝？】5ヶ月振りの1000万下を制し、続く準OPでも3着とダートではこれから出世が楽しみだが、芝は2戦し何れも着外に終わっている。適性疑問。
…⑨インテレット【ここ実績不足で】初芝となった毎日杯で2着と周囲を脅かせたが、その後は皐月賞8着、セントライト記念9着。大敗はしていないが、惜しいという内容でもなく。
△⑩フサイチジャンク【巻返す余地あり】ダービーの11着で評価が下がってしまったが、皐月3着の同馬は、昨年2着のAジャパン(皐月③ダービー⑩)とパターンが酷似。巻返し注。
…⑪トーセンシャナオー【前走内容恵まれ】若葉S③着を始め春は後一歩で出走権を逃してきたが、今季は見事セントライト記念を制覇。ただその前走は相手展開に恵まれただけに。
◎⑫メイショウサムソン【三冠へ態勢万全】前走は折合いを欠くという不本意な競馬ながら首差の2着。本当に崩れない。血統からは寧ろ菊花賞向きだし、脚質的にも不安は少ない。
○⑬ドリームパスポート【京都なら逆転迄】今期⑫に先着(2回)しているのは当馬のみ。しかもその一回は京都(きさらぎ賞)で、[2･2･0･0]の好相性。逆転があるとすればこのコース。
△⑭アペリティフ【距離適性譲れぬ】春の実績からは足りない印象も受けるが、京都新聞杯(今回と同じ京都外回り)2着、ダービーでも6着に留まっている。距離延びて注目の一頭。
…⑮アクシオン【2000超す距離初】札幌で①②①着。前走の勝ちっぷりは本格化を窺わせる内容だったが、経験は2000m迄。過去10年全ての連対馬が2200m以上を経験。これは不利。
…⑯トウショウシロッコ【１勝馬は劣勢で】皐月賞以降大崩れなく好走が続いているが、相手に恵まれていた感も。勝ち切るだけの決め手に欠け、過去10年連対なしの1勝馬で。
…⑰パッシングマーク【重賞で二桁続き】春は2連勝で皐月賞に向かったが、結果13着。その後休養し、セントライト記念で11着。原因はあるにせよ二桁が続く現状では手は出まい。
…⑱ソングオブウインド【相手なり走るが】[2･4･3･0]。必ず複勝圏に絡み、強敵相手となった神戸新聞杯でも3着。相手なりに走れるが、折合いにやや不安残すだけにこの枠は微妙。

【買い目】馬 連　⑫−⑬⑤⑭⑩