名古屋大賞典(GⅢ)


 59キロでもGⅠ4勝馬ブルーコンコルドの底力を素直に信頼。2000mの東京大賞典の覇者なら何ら距離に問題はないし、当地も初GⅠを奪取したJBCの舞台。ライバルのキクノが55→58キロの斤量比較からも首位は揺るがない。⑥キクノアローは前述のとおり3キロ増が課題になるが、初の交流重賞となったダイオライト記念が余りに強い内容。器は大きく、この成長力はやはり怖い。そのダイオライトで完敗の③サイレントディールだが、キクノとの比較で今度はこちらが1キロ斤量が軽くなる。逆転も考慮。JRA3頭が強力だが、サイレントがムラ駆けだけに、地方馬にも3着争いで十分チャンスがありそう。②ビッグドンは昨秋白山大賞典で2着、名古屋GP(4着)ではサイレントに先着。⑧タガノインディーは前々走佐賀記念キングスゾーンに0.1秒差の4着。この2頭には要注意。もう1頭のJRAアルドラゴンは前2走の内容が悪く、距離も課題。苦戦か。地元名古屋勢では⑫ムーンバレイ、⑩チャンストウライの2頭が好調だが、前者は3走前に3キロのハンデ差でレイナワルツに敗戦、後者はベストタイザン、ジョイーレと同等の力量。現状では力不足か。⑦レイナワルツは大の名古屋巧者だが、一時の粘りが薄れており、過度の期待は求め辛い感。⑤マサアンビションは距離にメド立てたが、JRA時OP特別で入着が最高のパフォーマンス。ここでは物足りない。


〔買い目〕3連単 ⑪→⑥→③②⑧、⑪→③→⑥