ジャパンダートダービー(GⅠ)

▲①ナイキアースワーク【流向ば再現可能】展開が利したとはいえ、ユニコーンSの勝ちっぷりは余りに鮮やか。ただ勝ち時計1分37秒台は創設以来最低のタイム。額面どおり評価できないか。
…②ホウライミサイル【中央ダ２戦惨敗】地元名古屋で3連勝と波に乗るが、中央のダート(阪神)に挑戦した500万下の2戦は何れも大差負けを喫している。土壌が違うとはいえ力量に疑問。
…③ウインドファンタジ【地元決戦３着で】4着を外したことのない堅実味は評価できるが、園田でしか競馬をしたことがなく、その地元決戦の兵庫ダービーで1.4秒差の3着では?
…④スターオブジャパン【船橋３戦見所無】前々走の荒尾ダービーで2000mを勝っているように距離適性は十分だが、船橋の3戦が⑨⑨⑦着で1秒以上負けている。この相手ではどうか。
…⑤アオイハル【尻すぼみの現状】今期は④③③⑤⑪着と白星なし。相手強化に伴い成績も落ちている感じで、負けるたびに着差が拡がっている。順当に消し。
…⑥サワライチバン【ここ２戦頂けぬ】今期は3連勝し京浜盃を逃げ切っているように地力アップは確かだが、羽田杯、東京ダービーとここ2戦が振るわない印象。一線級相手では厳しいか。
…⑦キングトルネード【着差詰も一変？】全日本2歳優駿で4着(0.7秒差)。一応のメドはあるが、京浜杯〜東京ダービーで⑧⑤⑥着。着差は縮まっているが一変は難しいだろう。
△⑧バンブーエール【そう差はない筈】一気に距離が延びた端午Sこそ着外に終わったが、続く1700mの昇竜Sで完勝。距離はこなせそうだし、極端にペースは速くならないはず。巻返し注。
△⑨ヤマタケゴールデン【逃差自在性魅力】端午Sは逃げ切り、ユニコーンSは最後方から追込んで2着。脚質を問わない自在性が魅力的。地方GⅠ初騎乗となる池田Jの手腕にも注目したい。
△⑩サンキューウィン【２着なら食込る】中央遠征(中山ダ1200)で大敗しているのは気になるが、羽田盃勝ち、東京ダービー0.2秒差③着と地方のエース級実力者。2着なら食込ありそう。
…⑪トネノキング【芝ほど魅力は？】芝なら中央500万特別で2着があるように注目したい部分もあるが、ダートは2歳時も含めて地元重賞で⑩⑥⑤着の成績。入着以上はどうか。
◎⑫フレンドシップ【将来性高く堅実】外に逃げ大外を回りながらも豪快に差し切った伏竜Sの内容から大物感が漂う。前走は小回りの適性の差。大井ならフルに持ち味活かせるだろう。
…⑬フジノダイヒット【※出走取消】
…⑭オウシュウクラウン【南関東今一つで】地元岩手で4連勝。ここに来ての充実ぶりは目を見張るものがあるが、南関東では①⑤④着。後半2戦は1秒以上差があり、全国区では分が悪い。
○⑮ナイアガラ【力いる馬場歓迎】クラシックでは歯が立たなかったが、ダートは[2･0･1･0]。伏竜Sで⑨と0.1秒差3着なら引けはないし、パワータイプで一番大井の馬場に適性ありそうだ。

☆買い目　馬 単　⑫⇔⑮、⑫⇔①、⑫→⑨⑧⑩