函館記念(GⅢ)

△①タガノデンジャラス【今期充実目立ち】今期は①②②①①着と絶好調。負けたのは後に中京記念を勝つマチカネオーラと4キロの斤量差があった但馬S。ひと息入ったがここも好機。
△②ブルートルネード【前走タイム差無】昨年の当レース②着、巴賞②③着。勝ち切るまでいかないが函館巧者の一頭。日経賞で天皇賞の②③着馬に小差の3着。地力強化も評価したい。
○③エリモハリアー【Ｖ２可能性十分】昨年の覇者で、巴賞①②着。時計の掛かる函館は持って来いだし、ブルートルネードとは4勝1敗と大きくリード。56キロは如何にも恵まれた。
△④エアシェイディ【好位差し崩れぬ】相手からすると鼻差勝ちの福島TVオープンは物足りないが、休み明けの影響もあったよう。重賞で常に上位争いをしてきた底力を想起したい。
…⑤トウショウナイト【57㌔据置どうか】今期は⑤⑥④④⑧⑥着と掲示板付近を行ったり来たりの成績。使い込まれていて上積みも求めづらいし、前3走と同様の57キロ据置で一変は？
…⑥ストーミーカフェ【徐々復調辿るが】年明け初戦の巴賞で0.3秒差⑤着ならまずまずの滑り出しだが、道中で耳を絞ったり気性面にはまだ不安が残っている。同型の⑬の出方も鍵。
△⑦マヤノライジン【初距離も勢い注】500〜1600万を4連勝。危なげない勝ち方で天井知らずの勢いだ。函館も初勝利を挙げた場所でコース適性も問題なし。初距離だけが懸念材料か。
▲⑧シェイクマイハート【展開向ば穴一考】巴賞は追込不向きの馬場。そんな中で大外を回って0.2秒差④着は着順以上のパフォーマンスがあった。55→53キロも他馬との比較で有利。
◎⑨マチカネメニモミヨ【昨年より力つけ】前走は内枠でスムーズさを欠き度外視。今期は大阪城Sで初のOP勝ちし、昨年よりパワーアップ。札幌記念で0.4秒差⑤着があれば力は足りる。
…⑩ユキノサンロイヤル【二桁３戦続いて】今期は⑪⑥⑨⑩⑤⑭⑬⑩着。ここ3戦は二桁の着順が続いている。今回は55→54キロと減量になるが、9歳馬。一変は想定しづらい。
…⑪サクラゲイル【洋芝合も強敵で】芝の4勝は全て阪神で勝っているように力のいる馬場は得意なタイプ。51キロも魅力だが、さすがに重賞となると力量に疑問が残るし、高齢馬で。
…⑫シャーディーナイス【最軽量も不振続】長休明けを挟み今期は⑨⑫着。叩いての上昇は見込めるが、それ以前の成績が⑬⑫⑩⑨⑦⑦⑩⑯着と見せ場なく終わっている。順当に消し。
…⑬ニシノデュー【気難しくアテは】ハイペースで逃げたエプソムCで0.5秒差⑤着なら悪くないが、気分良く行けた恩恵も大きかった。今回は一頭速い馬がいるだけに展開が微妙。
…⑭マイソールサウンド【ハンデ頭休明け】重賞で5勝を挙げているように実績では最右翼だが、今回は有馬記念以来の実戦となるほかハンデ頭の58キロ。いかにも厳しい条件が揃った。
△⑮アスクジュビリー【久々の前走見所】準OPを勝って1年2ヶ月ぶりとなった巴賞で0.4秒差の⑦着。久々を考えれば上々の内容だろう。鞍上に横山典をキープし穴の魅力タップリだ。
△⑯セフティーエンペラ【見限るには早く】04年の福島記念以降勝ち星がないが、05年には小倉大賞典②着、小倉記念0.2秒差④着。ここは叩き3戦目。一変があっても驚けないところ。

■馬 連　⑨−③⑧⑮②④⑯①⑦、③−⑧⑮