関越S(OP)


…①ハギノベルテンポ【能力秘もムラ駆】昨夏阪神の灘Sを2番手から抜け出して勝っているように力はあるが、今期は⑭⑫着と見せ場なく終わっている。休み明けであり過度の期待は。
…②オースミヘネシー【一挙良化までは】昨秋勝った準OP(花園S)の内容からオープンでもと思わせる能力があるが、前走の安達太良Sで⑧に5馬身差の4着。一気に逆転まではどうか。
オーガストバイオ【詰甘いも大差無】昨年のアンタレスS②着馬。その実績からすると近況の成績は不満だが、ジリ脚タイプで直線の長い新潟はピッタリの感。強敵不在のここなら。
…④テンケイ【別定苦戦免れぬ】ついに49キロまで下がったハンデだが、その2走も⑬⑤(7頭立て)着。ましてや別定の55キロでは、言わずもがなで。
…⑤グラスボランチ【同型兼合い鍵で】昨年の当レース③着馬。すんなり先行するとしぶといが、揉まれると弱いタイプ。どうしても展開が鍵になってくるし、今回は気配も今一つで。
…⑥アテスト【キッカケ掴めず】中央に移籍後⑨⑫⑧⑨着。全日本優駿で②着の実績もある馬だが、今期はなりを潜めている。常に1秒以上離されており、買いの材料は見当たらない。
シンメイレグルス【昨年②着舞台で】前走は出遅れて流れに乗らなかっただけ。昨年は3歳の身で挑戦し首差②着。好走の舞台は整っている。若手注目株吉田隼人Jの腕前にも期待。
ナムラモンスター【大仕事する勢い】準OPの安達太良Sで③着。今回は格上挑戦になるが、ペースの落ち着きやすい新潟外回りなら1800mも問題ないはず。目下の勢いに注目したい。
マイネルモルゲン【久々も好仕上り】8ヶ月ぶりとなるが、緒戦から動ける臨戦態勢。昨年も休明けで④着(タイム差なし)と力のあるところを見せている。このメンバーなら力は上。
…⑩タヤスターゲット【1800も距離不足】準オープンでも長丁場だと上位争いに加われるが、2000m以下では⑯⑩⑦⑧着。オープンのここではいかにも厳しそうで。
カイトヒルウインド【実績ある距離で】3走前、前々走と掛かって大敗しており信頼は置けないが、1800mのオープンで2勝、昨年のエルムSでは鼻、鼻の③着。適距離での巻返し注。
…⑫ホーマンベルウィン【強気なれぬ近況】今期は⑦⑮⑩着。まだ動きはピリっとしてこないし、それ以前の成績も⑩⑪⑤⑮⑭着。9歳馬でもあり静観視が妥当。
…⑬ワンダーハヤブサ【斤量増割引必要】展開、馬場、軽ハンデ、騎手(川田)と4拍子も揃っていた前走の灘S。今回は5キロ増の56キロ。鞍上も乗り替わりし、妙味は感じられない。
…⑭ブラックタイド【最強の兄復活も】皐月賞で2番人気に支持された(16着)ディープインパクトの全兄。2年3ヶ月ぶりの実戦となるここは無事に走ればというところでは。ダートも初。
…⑮オースミステイヤー【大型馬の休明け】頑張って3〜5着というのがポジションだったが、昨秋オパールSで初のオープン勝利。意外性は十分だが、久々だけに様子見が賢明かも。


■馬 連 ⑧−⑦⑨⑪③、⑦−⑨⑪