しるし

しるし


評価・・・★★★★☆


高校生って、「innocent world(1994)」知らない世代なんですよね。
今なお“次なる世代”へ脈々と受け継がれていく影響力は、もう凄いとしか言いようがありません。
「しるし」は思わず“珠玉”って言葉が使いたくなるくらいストレートなラブソング。
7分を超える大作なのに、“もっと理解したい”と感じるような微妙なニュアンスが心の中に残ります。
「くるみ(2003)」は映画用に撮り直した曲だけど、とにかく歌詞がいいですね。
出会いの数だけ別れは増える それでも希望に胸は震える 引き返しちゃいけないよね 進もう 君のいない道の上へ
吉本ばななの“ムーンライトシャドウ”のラストを彷彿とさせます。
好きです。


Mr.childrenの過去レビューはこちら