ダイオライト記念(ＧⅡ)

▲①マルブツリード【器は重賞レベル】やや距離の短かった前走を勝ってOP入り。本来は直線の長いコース向きだが、息の長い末脚はむしろこの距離で台頭の予感。
…②サンエムウルフ【前走底割の印象】JRAを3勝して高知に移籍。前々走2400mを勝っていてこの距離は魅力だが、南関東に遠征した前走が案外の成績。力量不安。
…③マルカカイゼル【久々Ｖも強敵で】実に約2年半ぶりの前走Ｖ。待望の美酒だったが、過去地方重賞で⑨⑪⑤⑩⑩⑧⑤④着と明らかに劣勢の感。見送り賢明。
○④サイレントディール【現状長距離向き】近年好走は2000m以上の中長距離に限られており、この条件はプラス。ただ前々走が思わぬ敗戦のようにポカにも要警戒。
…⑤マズルブラスト【揉れ弱く展開？】昨年2400mの東京記念を圧勝しており適性は随一。ただ少頭数ですんなりが理想だけに強力な先行馬揃ったここは楽出来ぬ感。
…⑥ナイキアースワーク【素質馬も長休明】昨年ユニコーンSを勝ち、JDDでも④着。地方馬として再出発となる今回だが、古馬初対戦で半年ぶりは条件的に厳しいか。
…⑦タイキサファリ【移籍後連対なし】JRAで平地3勝障害1勝して昨年9月に笠松に移籍。しかしまだ連対なく、交流重賞も2度挑戦して⑨⑦着。ここも苦戦の様相。
…⑧ウエノマルクン【上積望めぬ現状】そのインパクト大の名前とビッグレースばかりに挑戦することから知名度は全国的。ただ内容的にはこれといった見所なし。
△⑨クーリンガー【心配は距離だけ】昨年暮れの東京大賞典と前走の佐賀記念で②着。力は当然上だが、2100mで③⑦⑨着、それ以上で⑫⑤着と距離はやはり心配。
…⑩キングスゾーン【長丁場割引必要】昨年浦和記念②着に前走佐賀記念③着。このメンツなら引き続き注意だが、3走前2500mの名古屋GPがブービー。強気には。
…⑪セイウンヒノアラシ【典型的短距離馬】JRA5勝して今年から笠松に移籍。6戦しているが最高でも④着と苦戦続き。勝ち鞍は1000〜1400mで距離も明らかに長い。
◎⑫パーソナルラッシュ【過去①②変身注】1番人気を集めた前走が惨敗に終わったが59㌔の影響も。3㌔減で過去①②着の得意舞台。ここはまさに狙い撃ちの一戦。
…⑬クールアイバー【まだタイトル無】今年初戦を快勝したように9歳でもまだ健在。大崩れもしていないが、未だ地元重賞でVなく、交流重賞⑥⑧⑪⑨⑦⑧着では。
…⑭キクノアロー【また距離延びて】前走の勝ちっぷりはなかなか優秀。OPでも力は足りるが、1200〜1400mで3勝と距離延長はどうも気掛かり。外枠で折合いも鍵に。

【買い目】馬 連　④−⑫、①−⑫、①−④、⑨−⑫